群馬大学泌尿器科医師の会

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医会長あいさつ

ごあいさつ

  

 

 こんにちは。2020年4月に群馬大学泌尿器科医会の医会長を拝命いたしました新井誠二と申します。まずは本ページをご覧いただきまして、どうもありがとうございます。
 
 当医会は、群馬県およびその周辺地域の泌尿器科医療を支えるとともに、次世代の泌尿器科医の育成という重大な使命を担う組織です。これまで、群馬県に限らず全国で活躍する泌尿器科専門医を150名以上輩出してきました。現在は、群馬大学泌尿器科・鈴木和浩教授を責任者とする、日本専門医機構認定の「群馬大学泌尿器科専門研修プログラム」を用いて、泌尿器科専門医教育の責務を果たしております。新型コロナウイルス感染症の拡大のため、医療界を含む社会全体が混乱している中ではありますが、歴代の医会長が築き上げてきた伝統ある群馬大学泌尿器科医会の新たな代表として、医会に所属する泌尿器科医がこれまで以上に地域医療に円滑に貢献できるように、また泌尿器科医としてさらなる高みを目指していけるように、尽力していきたいと考えております。
 
 泌尿器科がカバーする範囲は、腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道、精巣などの尿路および男性生殖器で、悪性腫瘍はもちろんのこと、尿路結石症、尿路感染症、排尿障害、腎不全、男性不妊症、小児泌尿器疾患、男性更年期障害、性機能障害など、対象とする疾患は非常に多岐にわたります。泌尿器科は、これら多様な疾患の診断から治療、その後のフォローまで一貫して行うことができるという大きな特徴があり、非常に奥深い診療科と言えます。特に、高齢男性に多く見られる前立腺癌は男性における悪性腫瘍の罹患数(発生数)が第一位であり、若年男性に多く見られる精巣癌は20−30歳代の男性に発生する悪性腫瘍の中でもっとも頻度が高い疾患で、泌尿器科医が活躍する場が多くあります。また、これら男性特有の疾患だけでなく、腹圧性尿失禁など女性の排尿障害を診療することも泌尿器科の特徴であり、当医会にも泌尿器科専門医を取得後あるいは取得予定の女性医師が数多くいます。
 
 当医会では、関連施設を含む研修の中で、具体的に、外科的治療としては、ロボット手術、腹腔鏡手術、開腹手術、尿路内視鏡手術、腎不全に対する腎移植手術や血管シャント作成術、男性不妊症に対する手術、小児泌尿器疾患に対する手術など、多くの技術を学ぶことが可能です。また、内科的治療としては、悪性腫瘍に対する薬物治療(ホルモン治療、抗がん剤治療、分子標的薬治療、免疫治療、緩和治療など)、感染症に対する抗菌薬治療、腎不全に対する維持透析治療(腹膜透析、血液透析)、腎移植後の管理(免疫抑制剤治療)など、多くの知識を学ぶことが可能です。日常診療以外にも、大学院に進学の上、群馬大学泌尿器科教室において基礎研究や臨床研究を行い、リサーチマインドを身につけることで、泌尿器科医としての力量をさらに高めることが可能です。特に、希望者には、海外留学のチャンスもあります(私自身もアメリカに留学し、世界の一流研究者たちと議論していく中で、論理的思考や批判的思考など科学的思考を深く学ぶことができました)。さらに当医会の特徴として、子育てや病気等のためにフルタイムでの勤務が難しい医師に対する支援プログラム「泌尿器科キャリア支援プログラム」を整えており、プログラムを利用する医師の希望に合わせた勤務を一緒に考えております。以上から、当医会は、それぞれの医師が持つ医師としての多様な理想像(例えば、手術中心でやっていきたい、研究もやっていきたい、子育てしながら働きたいなど)を可能とするインクルーシブな体制があると自負いたしております。
 
 最後になりますが、さらなる高齢化社会が予想される日本において、泌尿器科医に求められる役割はこれまで以上に大きなものとなっていくと考えております。本ページをご覧いただいている、医学部生のみなさん、研修医のみなさん、ぜひ一緒に泌尿器科医として成長および活躍していきましょう。ご興味がありましたら、1日でも良いので、見学にいらしてください。また、当医会への入会を希望される泌尿器科医の先生、ぜひご一報ください。本ページ右上の「お問合せ」から、ご連絡いただけますと幸いに存じます。

 

群馬大学泌尿器科医師の会

医会長 新井 誠二

 

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